粘性の強い、昆布「フコイダン」が含まれるガゴメコンブの栽培ものは、まずロープに苗を植え付けることから始まる。天然のコンブは海中の岩に根を張るが、栽培ものの場合はロープが岩代わりになる訳だ。
「マコンブと同じようなやり方で栽培しても全然ダメでしたね。フコイダンが多いガゴメコンブの場合、とにかく水温に注意して、冬は栽培ロープを比較的水温の高い、浅いところに上げ、反対に夏はロープを深く下ろします。また、栽培ものは、岩に生えている天然ものほど波の影響で動くことがないせいか、虫や草などの付着物がつきやすいので、季節ごとにいったんロープを全部引き上げて、チェックして掃除したり、という世話も必要です」。

