


褐藻綱 コンブ目 コンブ科 トロロコンブ属
学名:ガゴメ Kjellmaniella crassifolia Miyabe
異名:ガゴメコンブ、ガモメ、ガモ
| 発見 | 1902(明治35)年に札幌農学校(現 北海道大学)の宮部金吾博士により発見 |
|---|---|
| 大きさ | 葉の長さ1.5m~3m 幅0.2m~0.5m |
| 特徴 | 葉の全面の大小の凹凸紋様 |
| 生育環境 | 通常は水深10m前後~25mの岩礁上に生育 |
| 採取時期 | 多年生で通常2年目のものを採取 |
| 生産量 | 北海道産昆布全体の数パーセントと希少 |

ガゴメ昆布は、北海道函館近海の限られた海域にまとまって生育する食用の海藻です。
表面にある独特の凹凸紋様が特長的で、「ガゴメ」という名前の由来は、
この「籠目」模様がなまったものといわれています。
水温や水深などの生育条件が、他の昆布と比べて非常にデリケートなため、生産量は
北海道で生産される昆布全体のわずか数パーセントという希少な品種です。
近年、健康成分の「フコイダン」を豊富に含むことから、ガゴメ昆布の人気が急騰しており、
時には品薄となるほどの貴重な昆布になっています。
真昆布や利尻昆布といった一般的な"だし昆布"と比べてネバリが強く、
ガゴメ昆布を水にさらし、しばらくしてから引き上げると、ネバリが帯状に伸びて1メートル以上
持ちあげても切れないという驚異的な光景を目にすることができます。
実は健康成分「フコイダン」はこのネバリの中に含まれており、
ガゴメ昆布は他の昆布と比べて、「フコイダン」が多く含まれています。



北海道大学 大学院水産科学研究院 教授
(水産学博士)
専門分野は海藻学、昆布など大型海藻類の
発生学水産生物学の専門家として
ガゴメ昆布を長年研究
加えて、講演活動などを通してガゴメ昆布の
独自の魅力を広く発信している